副業として、転職準備として、自分の趣味を広げるためになど、様々な方面で活用ができるのがSNSやブログなどの発信活動。
そんな発信活動ですが、プライベートなアカウントであれば何を発信してもいいですが、収益化や実績に繋げたいという場合いは今は何でもかんでも発信すれば良いわけにはいきません。
今から実績として活用できるレベルの発信活動をしてアカウントを伸ばしていくのであれば確実に「特化」した発信内容が必要になっていきます。


雑記型ではなく特化型の時代

10年くらい前であれば雑記ブログでもなんでも呟くツイッターでもある程度数字が伸びたのかもしれません。
ただ、今は漫然と発信をしても結果としては繋がらないことが多く、伸ばすアカウントを作っていくのであればコンセプトが必要な時代です。
情報が集まって専門性が高まった
今ネットで検索をすると現職の医師や大学教授が運営するブログや記事、動画というのも簡単に見つけることができます。
10年くらい前の時期であればまだまだ情報量が足りてなくて、ネットでわからないことは本で調べなくてはならないというような感じでした。
ですが、今では専門的な知識ですらおおよそネットの検索で調べることができます。
このようにネットの情報の信頼性と専門性が高まったことによって、中途半端な知識量のブログやアカウントなどに価値が生まれにくくなっています。
無料で専門的な知識をある程度収集できてしまうとなると、それ以上の知識を発信側は持っていないとなかなか求められるレベルにまで到達することができません。
何かを探してアカウントにたどり着く
検索をするということは何かを調べているということ。
そこには明確な意図があり、困り感を抱えているはずです。
そんな中でようやく見つけた情報が、少し調べればわかる程度の内容だらけだった場合どうでしょうか。
そのアカウントには興味がなくなって、別のアカウントや情報源を探しにいくことでしょう。
情報発信をしていくということはどこかのプラットフォームに自分の投稿を置き、それを検索して見つけてもらうという流れになるはずです。
探してたどり着いてくれた人を満足させるだけの発信内容を準備できていないと次がなくなってしまいます。
発信者の主観と体験に人は集まる

AIも発達した現在、ある程度の情報だけであれば簡単に調べることができてしまいます。
だからこそ、自分が実際に体験したことや感じたことが情報の質を上げる重要なポイントで、自分だけの強みになっていきます。
主観と体験は唯一無二
知っていると体験したには大きな違いがあります。
同じ情報だとしても自分が体験して得た経験をもとに話すことと調べた情報だけで話すでは説得力や情報の細部に大きな差が生まれます。
さらに実際に体験してみて自分はどう感じたのか、というのは自分だけの経験です。
誰もが簡単に情報を得られるからこそ、本当の体験を経た情報というのは価値が高くなります。
論文を書いて発表するわけではないので、客観性よりも、自分の体験を自分の言葉で発信する主観こそが大切です。
各プラットフォームも専門性を重視している

最近は各プラットフォームも専門性を意識したアルゴリズムを採用しているように感じます。
例えばXやInstagramであれば、おすすめのユーザーやおすすめの投稿として、自分の傾向に合わせた示されているのではないでしょうか?
これはプラットフォーム側が自分の検索履歴やフォローをしている人を分析して似た属性の人同士を繋げようとしているからです。
各プラットフォームとしても利益を上げるためにはサービスを使い続けてもらう必要があります。
そうなると、全く興味のないアカウント同士を繋げるよりも傾向から属性が近い人同士を繋げた方がプラットフォームに居続けてくれる可能性が上がるわけです。
このように属性を把握してユーザーを繋げようとする傾向があるということは、特化した内容を発信して属性を認知してもらえれば自分と関連するユーザーと繋がる可能性が高まりますし、広く浅くいろいろな発信をしてしまった場合、どこの属性にも引っかからない可能性があります。
このブログのコンセプト

例えばこのブログを例に上げると「転職を考えている教員」に向けて発信を行う特化型のブログにしています。
転職という分野だけを扱うというのも特化型ではあるのですが、転職だけでも今はライバルが多く、おそらくその中で抜き出た存在になるのは難しいです。
今から特化型を運営する場合、分野×⚪︎⚪︎のようにさらにもう1段階絞った方が成功すると思います。
このブログは転職×教員、メインのガジェットブログは最初こそ雑記のように始めましたが、現在はガジェット×iPad。
Youtubeでは最近iPad×比較というのを意識しています。
このように、どんな内容でさらにこの領域、というような自分が特化することを決めるとアカウントに専門性が生まれて認知と共感を得やすくなります。
まとめ
発信活動をするときどのような内容を取り扱っていけばよいのかかなり悩むと思いますが、基本的に最近は何かに特化すること一択です。
プライベートなアカウントであればなんでも良いのですが、実績や利益を求める運用をしたい場合は確実に特化だと思います。
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