吐きそうなほど動画が伸びなかった理由を考えよう|登録者の数と再生回数があまりにも釣り合わないときの原因

現在4000人を超えるガジェット系YouTubeチャンネル「クラフトデイズ」を運営しているのですが、この度大失態をかましました。

なんと7万円もするアクションカメラを提供していただいたにも関わらず、投稿後1日経っても再生回数が100回という地獄のような数字を叩き出す事態に。

ガジェットの紹介なら少なくても500回くらいは行くはずなのに、もう本当に吐きそうなくらいへこんでます。

あまりにもひどすぎる結果を叩き出したので、さすがにこの動画を元に反省をすることで次に活かすことに。

YouTube動画の再生回数悩んでいる人とか気合いの入れた動画でスベりたくない人は同じ失敗をしないようにこの動画を参考にしてください。

目次

なぜ伸びなかったのか反省しよう

吐きそうな数字なんで思い出したくもないのですが、もうこの数字は2度と見たくないので猛省します。

まず状況整理ですが、起こったことをもう少し詳しく話しましょう。

今回レビューをしたのはInsta360の新作アクションカメラであるAce Pro 2

定価67800円の高級機。価格見るたび吐きそう。

このアクションカメラですが11月に発売したものの、僕は弱々ガジェットYouTuberだったので提供の優先度は低く、手元に届いたのは12月中旬。そしてレビュー動画を出せたのは1月中旬。

僕が動画を出した1月中旬というのは有名YouTuberが動画を出すどころか、競合メーカーとの詳細な比較動画まで公開しているような状態でした。

さすがに僕も馬鹿正直に戦おうとは思っておらず、単純なレビューは見飽きているだろうから少し違う角度で攻めることに。

そして投稿した動画が引くほどスベったというわけです。

外的要因

自分の反省は死ぬほどあるので、一応自分ではコントロールできない部分について振り返るところから始めます。

キーワードの力と上限

そもそもとしてInsta360やアクションカメラの人気が少ないのではないかという問題。

いきなりなすりつけのようでめちゃくちゃ嫌なんですけど、あとでたっぷり自分の振り返りはするので許して下さい。

話を戻すと、投稿前にいろいろAce Pro 2関連の動画は見ていたのですが、有名インフルエンサーでも思うように視聴回数が取れていない印象です。

まずトバログさんが登録者24万人に対して再生回数1万回。あとは大川優介さんが登録者19万人に対して1.3万回。

3万回再生をとっているのが2人で、登録者37万人のワタナベカズマサさんと登録者183万人のカズさん。

めちゃくちゃ有名なインフルエンサーがプロモーションしても3万回がアッパーと考えると、そこそこ厳しそうな印象を受けました。

…本当はそんな逆境を乗り越え大きな再生回数を叩き出すのが僕の仕事ですが、力及ばず散ることに。

投稿する日の確認

これは完全に僕のミスだったのですが、僕が投稿した日にGalaxyの新製品発表会が行われていたようです。

僕がアンドロイドスマホに疎すぎてまったくこのイベントのことを知らなかったのですが、ちょうど投稿した日の夕方はGalaxy速報一色で、ガジェット好きであればその日は出遅れのアクションカメラではなく最新スマホにかじりつきでしょう。

この要因だけで死ぬほど伸びなかったとは思っていませんが、他の製品発表で興味関心が薄れるときはかぶらせない方が無難であるということをひしひし感じました。

内的要因

責任転嫁ともとれる言い訳を並べてきたので、そろそろ本命の自分の反省に向き合います。

視聴者層とのミスマッチ

そもそも論ですが、僕のチャンネルの視聴者は僕にiPad系の発信を求めている人が50%、ざっくりガジェットの情報が知りたい人が30%というような比率になっています。

つまり、iPad以外の動画を出した時点で見てくれる人はある程度いるとはいえ、基本的には30%で戦うような感じ。

そして幅広いガジェットを見たいと思っている層はなんでも見てくれるわけではなく、たくさんあるなかの自分が興味ある発信を見たいのではないかと考えるとさらに少なくなるわけです。

あとはカメラというジャンルについてはカメラをメインに取り扱っている人が多数いるほどのハードなジャンル。

僕みたいにざっくりレビューしている動画を見たいとも思わないのではないかという問題もあります。

まとめると「見たい視聴者少ないガジェットを投稿した」うえに「知識が必要なカメラなのに初歩的なレビュー」をしてしまったということになります。

メーカーが好きだから盲目になってたけど、登録者のニーズやジャンルのニーズと噛み合わないと難しいですね。

4000人いるから500回はそこそこ話題のガジェットなら下回らないでしょ、となめていました。反省。

ジャンル認知不足

僕は普段カメラの発信をしていません。

カメラの発信は沼すぎてクオリティを担保できる自信がなく、これまで避けてきたのですがそれがあだになったのでしょう。

やはり普段から定期的にカメラの発信をしていればある程度カメラファンができて見にきてくれたのかもしれないのですが、対して発信をしていないのに急に動画出して見にきてくださいは無理な話。

アクションカメラに限らず、レンズとかカメラ本体とか、ある程度ジャンルに触れて、カメラに対する認識を視聴者に持たせるべきでした。

また、動画をある程度撮ることによってコンテンツを増やし、説得力を持たせることも重要だったなと。

アクションカメラは前勤めていたコンテンツ制作系の仕事で取り扱った経験から少し詳しい気がしているのですが、自分が詳しいということをもったアピールすべきでした。

サムネイルのクオリティ

当たり前ですけどYouTubeはサムネが超重要です。

僕はセンスがなく良いサムネを作れないので本当に毎回悩んでます。

お金がないから外注できないですが、本来であれば外注して最高のサムネを作ってほしいほど。

基本的なエンタメのお約束として「気持ちいい」と「面白い」という考え方があるそうです。

「気持ちいい」というのは「可愛い、かっこいい、テロップの演出、画角のスピード感、物体が落ちていく、物が壊れる、視聴者の理想の未来の映像化」などのことを指すようで、要は言葉を使わなくても伝わる面白さというところになります。

言われてみればついつい見てしまうのは何か感覚的にひっかかりがあるコンテンツですよね。

そして「面白さ」というのが「情報、思想、ストーリー、価値観」など。

ガジェットの発信というのは「面白さ」であり、僕のコンテンツもメインは「面白さ」です。

しかし、初めて見る人は「面白さ」まで辿り着いてくれないので、「気持ちよさ」で勝負するしかありません。

僕はとにかくこの「気持ちよさ」が足らないという反省があります。

コンテンツもそうですが、今回はひとまずコンテンツの入り口となるサムネ。

これを見た時に「見たいかも!」と思うような感覚的な気持ちいいラインまで上げないと動画を見てもらえないわけです。

そう考えると瀬戸弘司さん のサムネ・動画は一目見るだけで面白そう感が伝わってきて、やっぱりすごいと感じるばかり。

もしくはトバログさんみたいに統一された世界観で笑うような面白さはなくても理想の環境を見せているのが非常に上手。

インパクトとタイミング

そもそも論としてガジェットYouTuberは先行者有利な業界です。

まだ誰もしらない革新的な技術や製品をいち早く視聴者に届けられるか、というところが非常に有効。

元に僕はXREALの新製品のXREAL Oneをアンバサダーとして先行で提供いただき、それを誰よりも早く動画で投稿しました。

その結果登録者数は少ないものの、現状数十万人と登録者がいる方達よりもXREAL Oneの動画は再生されています。

今回も旬の時期に投稿していればよかったかもしれないですが、旬が過ぎたということは切り口をもっと工夫しなければいけなかったんでしょう。

あとは内容を見てもらうためにもまずは入口。

サムネやテーマが目を惹くものではないとそもそも見られません。

このあたりをよーーーーく反省して、次回以降の動画作りに活かします。

まとめ

動画がのびなかったときに送る担当の方へのメールほど地獄なメールはないので、今後こうならないように必死で考えて動画投稿します。

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