教員ができる最高の副業はYouTube|YouTubeが変えた生活と仕事|大きな成果につながる

  • YouTubeって今からだと遅いんじゃないの?
  • 副業的にYouTubeを始めてみたいけど不安、、、

ずっと話題であるYouTubeですが、動画制作や投稿をしてみたいけどいろいろと不安がありますよね。

編集作業も大変だと聞くし、身バレだって怖い。さらに言えば成果につながるかわからない状態での努力もなかなか辛い。

そんないろいろな不安を抱えてしまうのは、僕自身も同様の悩みを感じたのでよくわかります。

そこで今回は実際に教員時代からYouTubeを投稿していた僕が、先生にこそYouTubeをおすすめする理由やYouTubeによって生まれた変化や良さなどについてまとめます!

自己紹介
  • ワーククラフトデイズ運営者:JUN
  • 正規教員として4年半勤務。
  • 趣味として5年間続けていたブログと2022年に始めたYouTubeがきっかけで企業からスカウトされ、28歳で転職。
  • 「好き」を仕事にするための方法やブログの運営方法などを発信中。
  • 転職までの流れについては記事へ、経歴についてはプロフィールへ。
目次

教員・公務員は副業でYouTubeをやっていいの?

大前提として、まずは教員・公務員がYouTubeをやっていいのかどうかというところでいうと「OK」です。

教師だとしても発信の自由はありますので、動画を制作して投稿するだけであれば学校の許可などなく自由に活動ができます。

事実僕も現役時代、誰にも言わず(というか誰にも話せずが正しいですが)活動していましたが何も問題はありませんでした。

では何が問題かというと、「副業のように活動をして収入を得てしまうこと」

これは話が変わってきて、教員は公務員として私企業から収入を得てはいけないと法律で決まっています。

  • 国家公務員法第103条(私企業からの隔離):営利を目的とする私企業の経営、兼職の禁止
  • 国家公務員法第104条(他の事業又は事務の関与制限):非営利の事業団体で事業に従事する場合は、内閣総理大臣およびその職員の所轄庁の長の許可が必要
  • 地方公務員法第38条(営利企業等の従事制限):任命権者の許可なしに営利企業を経営してはならない。また事務も禁止とする

上記のように明記されていることから、教員の副業=収入を得てしまうことについては十分注意が必要です。

まだまだYouTubeには可能性がある

正直もう数年前にはYouTubeの全盛期が通り過ぎ、今からYouTubeを始めても遅いのでは?と考えている人も多いかと思います。

ですがそれは事実ではあるものの、正しい情報ではないと感じています。

まず、数年前みたいに個人が億万長者になるようなプラットフォームではなくなったことは事実でしょう。

しかし、個人が月に数万円や趣味を拡大して楽しむためには十分なポテンシャルがまだまだあります。

YouTubeを始めるメリット

YouTubeを始めるのは勇気がいりますし、めんどくささもありますよね。

どれだけ成果につながるのかもわからない状態で努力をするのも難しいと思うので、実際に僕が体験したメリットを紹介します。

転職のきっかけにもなる

おそらく教員をしつつYouTubeの運営に興味があるという人は副業や転職に興味がある人ではないでしょうか。

そんな人には朗報です。

YouTubeでの活動はただの企業案件にとどまらず、企業から採用されるほど価値が高くなっています

実際に僕はYouTubeがきっかけとなり企業から直接スカウトされ、転職が決まりました。

現在は教員ではなく、メインブログの発信内容であるガジェットに関連した仕事をしています。

もう少し情報を付け加えると僕が企業にスカウトされたときのチャンネル登録者数は450人ほどのときでした。

チャンネル登録者が少ない状態では何もチャンスがないと思っていましたが、実際はそんなことはなく、チャンネル登録者が少なくても声がかかる場合があります。

企業と仕事ができる

教員時代がまるで想像がつきませんでしたが、個人で発信をしているとさまざまな企業から声をかけていただけます。

僕はガジェットブログなので多い依頼としては製品のレビュー

企業の担当者の方から連絡があり、製品を手配してもらってレビューをします。

最近は依頼が多くすべては受けられないので、有償にして制作費をいただける企業と基本的には仕事をしています。

また、国内だけではなく海外からの依頼も増えていて、まったくわからない英語でのやりとりでなんとか依頼をこなすことも増えました。

製品レビューにとどまらない

最近は企業が開催する新製品の発表会や未発売製品の先行体験などのお誘いをいただくこともあります。

既存の製品を受け取るだけにとどまらず、オフラインのイベントやまだ発売していない製品を体験できるような機会に恵まれるというのは、これまでの自分では考えられません。

特にオフラインで人に会えるというのは非常に強い力があると感じていて、行ったからこそわかる情報や繋がりというものがあります。

何もない状態だとこのような機会に恵まれることすらなかったので、YouTubeのおかげできっかけを作れました。

広告としての力がつく

自分のメディアが大きくなれば広告としての価値も生まれてくるでしょう

動画を投稿すれば1000回くらい見られるようになるのであれば、1000人の人にビラを配れている場を持っているような状態。

しかも自分に興味を持ってくれているファンのような人が見てくれている可能性も高いです。

その状態がさらに拡大していけば、オフラインのイベントなどの自主企画を開催できるようになるかもしれません。

自分が宣伝したいと考えたプロダクトの力になれる可能性だってあります。

現状、メディアとしての力の可能性は計り知れないですし、持っていて損になることはないので、自分のチャンネルやブログを育てておいて無駄になることはないでしょう。

教員とYouTubeは相性が良い

個人的に教員はYouTubeと相性が良いと考えています。

理由は以下の3つ。

  • お金ではない成長がある
  • 話すことが得意
  • 授業作りの視点が活きる

お金ではない成長がある

YouTubeといえば収益化というところに目がいきがちですが、実際の効果は収益だけではありません

シンプルに動画編集の力もつきますし、動画を作るためには表現や構成の力も必要になってくるので、これらの力も伸びてきます。

実際に今自分は転職してコンテンツ制作の仕事をしていますが、能力の素地は自分で行っていたブログやYouTubeの活動に培った力であると感じています。

内容を考えて形にするという力はお金では計り知れない価値があることに気がつきました。

また、自分のスキル以外でも、上記でもふれたように発表会や新製品の体験など、これまで考えれなかった機会に恵まれるようになるチャンスもあります。

話すことが得意

先生は毎日話して授業しているだけあって、一般の人に比べて話すのが得意だと思っています。

だからこそ、自分で話してコンテンツを作っていくYouTubeの動画とは相性が良いはずです。

話し続けることやはっきり話すことが苦手な人も多いようなので、話せるというだけでも大きな長所。

僕もコンテンツ作りに困ることはあっても話すことにつまずきはしなかったので、これは教員をやっていたおかげかなと思っています。

授業作りの視点が活きる

何か動画を作るということは、難しいことをわかりやすく解説したり、多くの人が気になっている話題を取り上げたりすることにつながると思います。

このコンテンツを作るときの意識として、どこがわからないのか、何を解説したいのかなどの視点は授業作りと同じだと感じています。

子どもがどこでつまずきそうで、何を話したらわかってくれるを考えながら授業を作っていませんか?

これをそのまま動画の構成に活かしてしまえばあっという間にコンテンツができあがりです。

普段子どものためを思って授業を作っている分、悩みやつまずきには人一倍敏感なはず。

そんな先生が作りあげるコンテンツはクオリティが高くなると思います。

教員がYouTubeをやる場合の注意点

教員とYouTubeというのは相性がよいと感じている一方で、気をつけなくてはならないことがあるのも事実です。

以下気をつけた方がよいことをまとめます。

身バレには細心の注意を

発信活動自体に制限はありませんが、とはいえ身バレは考えもの。

生徒や保護者も先生がYouTubeをやっているということを知れば、面白がって話題になってしまいます。

そうなると普段の業務に支障が出てしまうのは間違いないでしょう。

また、発信内容によっては自分では特に問題意識を持っていなくても不適切に感じてしまう人がいたり、揚げ足を取られてしまう可能性もあります。

そうなると公務員の信用失墜行為などと関連付けられて処分対象になってしまう場合まで考えられるので、誰にも運営していることを公表せずに身バレに気をつけて運営した方が無難でしょう。

お金は稼いではいけない

YouTubeで発信をしているといずれは企業から案件がくると思います。

製品の提供であったりイベントに招待されたりと、関わり方はさまざま。

交通費や実費のみを支払ってもらうような案件であれば趣味の範疇で受けられるものもあるので、一概に全部ができないというわけではないのですが1つだけ絶対に守るべきポイントがあります。

それは謝礼を受け取らないこと

具体的にはお金をもらわないことや物(菓子折り・ギフトカード)など、成果報酬が発生しないように気をつけなくてはなりません。

例えばカメラの撮影技術を見込まれて、スタジオで撮影を依頼され、交通費やスタジオ代を依頼者が支払ってくれるのはOKなのですが、この撮影の報酬として金銭のやり取りが生まれるとNGというような感じです。

報酬としての金銭や物のやりとりは個人で行う場合はすべてNGだと考えて動いたほうがよいでしょう。

自分自身を守るためにも報酬の受け取りには敏感になってください。

YouTubeからの広告収入もNG

上記で謝礼は受け取らないことと説明しましたが、YouTubeからもらえる広告収入はどうでしょうか?

こちらも結論としてはNGです。

広告収入はある種「動画を見にきた人が勝手に広告を見て、その分の収益が入ってきた」みたいなものすごくグレーな稼ぎ方でこれまで処罰の対象にはなっていませんでした。

しかし、近年YouTubeからの広告収入や配信を行って投げ銭を受領してしまうなど、公務員が行なった動画関連の収益について取り締まりされるようになってきました。

これらの判決が事例となってしまった今、動画を制作してYouTubeや配信サービスなどから収入を得るということはある種私企業に勤めて収入を得る=副業していることになってしまうので、処罰の対象になってしまうといえるでしょう。

YouTubeは最高の趣味であり仕事

いろいろ書いてきましたが、現在の僕にとってYouTubeでの発信は趣味であり仕事です

YouTubeをきっかけに本当に人生が予想外の方向に動き出しています。

教員をやっているだけでは見られなかった景色を見て、体験できている今の状況は非常に貴重です。

休日や仕事終わりも自分のYouTube活動があるおかげで何もしない時間を作らずに済んでいて、常に何かやることはある状態。

手持ち無沙汰な毎日にならないのは良いことなように感じています。

自分の強みを理解して発信すると上手くいきやすい

個人的にはYouTubeは誰にとっても始め得なくらいに感じているのですが、何を発信すればよいのかとか、自分は何が好きなのかとか、方向性を決めるのが難しいですよね。

何かしらの発信活動をするのであれば、自分の強みを活かした活動にした方がよいのは間違いないです。

苦手なことを発信しても続かないし面白くないので、自分の好きなことや得意なことを見つけるところから始めてみるとうまくいきやすいかもしれません。

自分もYouTubeを始めるときや、継続している今でも自分の好きや得意への振り返りはときどきしています。

そんな自分の好きや得意を見つけるためにおすすめな本があるので最後におすすめとしてリンクを貼っておきます。

動画編集を勉強するならスクールで習うのもあり

僕自身は自分の動画編集をなるべく簡素なものにするためにカット編集くらいしか行っていないのですが、凝った編集をしてみたい人の場合にはスクールに通って動画編集を学ぶという方法もあります。

簡単な編集であれば調べれば解決するのですが、少し複雑になると自力解決が難しいのも事実。

動画編集を学ぶこと事態は教員であってもただの習い事なので、将来を見据えて先に学ぶというのも良いかもしれません。

最近は評判のよい動画編集スクールやネットサービスなどが充実しているので自分にあった場所で学べばより良いスタートダッシュがきれるでしょう。

まとめ

先生は絶対にYouTubeとの相性がよいと感じているので、自分ができる範囲で発信活動を始めてみると公私ともによい影響があるかもしれません。

少なくともYouTubeにはまだまだ力があって、自分の趣味やキャリアを広げていく力があるので、興味があるのであれば始めてみて損はないと思います!

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